東京特許許可局
「東京特許許可局は、実在しません」
「実際には特許庁です」
「とっきょちょう、とっきょちょう、とっきょちょう」
「…言いやすい」
ラーメンズの「不思議の国のニポン」( https://youtu.be/enoUCj-WNCI )の一節です。ラーメンズの中でも有名なネタですね 。ご存じない方も、面白いので是非。
そんな訳で(?)今日は特許の話を少しだけ。
コトバンクによれば
特許とは高度な技術的工夫を発明として発明者の独占を認めることをいう。特許権は出願から20年(一部は延長により25年)の間保護される。https://kotobank.jp/word/%E7%89%B9%E8%A8%B1-23000
とのことです。これ、何で必要なんでしょう?
特許権によって独占を認めれば、発明者以外の人はその技術を利用することができなくなります。また、発明者に利益が集中するので企業が製品化に躊躇するかもしれません。このような不利益を他者に強制することが、なぜ許されているのでしょうか?
答えは、純粋に政策的な理由です。もし発明者に独占を認めなければ、多くの人にとって他者の発明を模倣することが最も効率的な戦略となり、結果的に社会全体の知的創造は停滞してしまいます。それを避けるために、特許権は"つくられた"のです。
つまり知的財産権は、いや、権利という概念自体が不自然なものであって…と続けることもできそうですが、ボロが出そうなのでこれくらいに。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。また次回!